☆総評
完成度が高い作品。
２枚目にして、しかも１人欠いた状態でコレを仕上げてきたのは素晴らしい。非常～に洗練されてるというか、都会的というか、お洒落な仕上がり。だからって気取ってるとかではもちろんナイ。さらっとスマートな出来というか。とにかく、これはかなりいいアルバムだと思う。
初回限定版についてたオマケCDについては、コメントを避けよう・・・（笑）やっぱチョットね、オマケだわ、みたいな。平たく言えばヘタっぴだからね、ドライブ中のBGMとしては使いにくいやね。いちいち引っかかる所が多すぎて（笑）
ただね、変声前のガラスみたな声を聞いて萌え～ｖｖとなるという使い道もあると思うので、一概にダメだとは言わないでおこう・・。
初回プレスの40Pブックレットは永久保存版。
淳くんの般若系キメ顔に「いやぁ～んｖｖ」となる諸姉には必携かと。んも～すんばらしいヨ。近いうちに描きたいな・・と思いつつ、忘れそうな予感もアリ。（←1コ前の記事でUP済み）
①SIGNAL
これには当然ながら仁の声が入ってる。
んだけど、なんかね、特にそう感じるコトはなくて、さらっと聞けた感じ。この曲のゆっちのHBBと聖のラップがかなりスキなので、そっちに気が向いてたのかも。
②Peak
最初はいまひとつピンとこなかった・・・。やっぱこれは生で聞いてこそ活きる曲なんだろうと思う。でも、聞き込んでくると「かっちょいい！」と思えてきた。ま、どんな曲でもKAT-TUNが歌ってる以上いつかは「スキｖｖ」になるんだろうけど（笑）
淳くんの「わぁお！」がナイス。
③Splash...
前奏から持っていかれた。完璧にココロを持っていかれた。なんちゅーイカす曲なんだろう！KAT-TUNのコーラスって何でこんなにイイんだろう。ぜんぜん個性の違う声なのに、重なり合ったときに見せる見事な調和！この曲がいちばん好きかもしれん。
④僕らの街で
これもイイ歌だなぁ。小田さんの作る歌はホントすごい。冒頭を聞いただけで、この曲の世界にあっという間に入り込んじゃう。海沿いの下町、喜びも不安もないまぜの状態で、なんとなく生きてる、だけど情熱を失ってるワケじゃじゃない、そんな青い時代の仲間が繰り広げる日常の愛しきアレコレ。
そんな世界知らんけど（笑）でも勝手に浮かんじゃうって話。
⑤Make U Wet
私は聖に聞いてみたいよ。「ジャニーズで出来る限界ギリギリの歌詞に挑戦した」って言ってたけど、アンタもしジャニーズの枠を外れたらドコまでOKだと思ってんだぃ？と。
ジャニーズじゃなくても十分に限界ギリギリだよー！（笑）まぁ歌詞の内容の割にはセクシー度数が低めに聞こえるのは不思議だけど・・・。まっすぐに一生懸命に恋人を愛してるって感じが前面に出てるからかな？
ちなみに私は聖の歌声わりと好き。
うなる系のじゃなくて、こういうキレイに歌うやつをもっと出してくれんかな。
⑥key of life
歌詞にキラキラした恋愛模様が溢れていて素晴らしい。いーね。思わず聞き入ってしまう1曲。中丸氏はきっとステキな恋愛を経験したんだろうなぁ・・。「壊れない過去、キレイな思い出・・・」のくだりは目頭にくるな。
⑦LOST
背徳のかほり。ナニ言ってんだ、私は・・・。でもなんとなくそう感じるんだよぉ～。カタカナ・マジックのせいかもしれんけど。曲調はまさしく「上田ワールド」で、独特の世界観。
上田さんは本当に歌が上達したと思う。ボクシングばっかやってんじゃねぇのか？みたいな酷いことを思っててゴメンナサイ。頑張ってボイトレしたんだね。彼は声にビブラートをかけるのが苦手と思われるんだけども、それが逆に活かされてる曲だと思う。チョット粘り気のある（笑）歌い方がセクスィ～。
⑧Jumpin' up
すげーイイ！！！
これ、KAT-TUNの代表曲にしたらいいと思う。聖のRAPもいいね。BENNIE Kの超高速RAPを彷彿とさせるわ。（BENNIE KのRAPは日本一だと私は思ってるので。）最後の「じゃんぱぁ～っぷ♪」にツボったｖｖ
⑨サムライ☆ラブ☆アタック
キターーー(ﾟ∀ﾟ)！！！
完璧なエンタテイメント。このアルバムにコレを入れよう！と決断した人、エライ。（田口担以外はもしかしたら飛ばしてるのかもしれんけど・・・泣）
とにかく振り切った感じが素晴らしい！彼のプロ魂を感じる。KTUNのバックコーラスもいい。ヤル気なさそうでなげやりな感じなのに、むっちゃ楽しんでるのが伝わってくるコーラスが、いっそう楽しさを引き立ててる。これを聞いたら絶対に笑えるからイイ。どんなに凹んでてもイラっとしてても、絶対に笑っちゃう。なにしろRPG風のイントロでまず「ぷっ」と噴出すからね。彼はこの曲でいろんな人に幸せを運んでるな。ファン、KTUNの4人、アメリカに1人で行っちゃった人・・・etc。
⑩FREEDOM
やさしい感じ。KAT-TUNっぽくない感じ？そんなことはナイか？うーん、分からん（笑）なんちゅーか、イイ感じにゆるい曲だなと。体の力を抜いてゆったりリラックス気分で聞ける。
⑪someday for somebody
亀ちゃんの声がほんっとにイイ！彼のちょっとハスキーなのに高い声、むっちゃ好き。彼は見た目の美しさよりも、その声とか眼差しとか動作とかが魅力的だと思う。声そのものにドラマを感じるのは私だけじゃないと思うね。その声でセリフとは！！驚いた！！これはイカンよ。うっかり転びそうになってもぅたわぃ（汗）
サビの部分の声がたまに中丸氏の声に聞こえたのは、私の耳がアホだから？それとも2人の声は似てるのか？いやいや、似てないよなぁ・・・。歌い方が似てるのかな？
それにしても、このアルバムはセリフ率高いな。田口くん、亀梨くんと2人も。聞きようによっては上田くんもセリフ入りと言えるしな。
⑫Movin' on
あぁ～これもいいな～。まさかジャズで攻めてくるとは思わなかった。スウィングかな？こんなオトナな曲もこなすとは・・・。やられた（笑）聖のRAPが違和感なくジャジーな曲調になじんでいるのが驚き。
「ここを出てどこかへ行こう。2人だけになれる所へ」って、誰かの耳元でそっと囁く田口氏を想像して勝手に照れている自分。アホ。
⑬うたいつづけるとき
けっこう高めのキーが多い彼らだけど、これは歌いだしのキーが低い。あぁ～男の人の歌なんだなって感じ。私はこのキーが出せなかった。ちくしょう。「傷つく覚悟さえもできてないのに・・」ってとこにぐっときた。頑張るんだ！とココロに決めたのに、その決意は甘いのかもしれないって彼らが悩んでる姿が浮かんできて。
田口氏の伸びやかな歌声が嬉しかった。ビリヤードばっかやってねぇでボイトレもせぇよと思ってた自分よ、消え去れ。すいませんでした。ちゃんとがんばってたんだんね。この調子でいつかミュージカルをやってくれんかな～。
CDを買って1週間くらい聞き込んだ時点での感想。
半年後とか1年後とかにはまた違った感想になるんだろな～。
デビューしてわずか1年でこんなアルバムを仕上げてくるKAT-TUNてすごいと改めて思う。でも、考えて見たら彼らはもう何年もKAT-TUNとして活動してきたんだから、完成度が高くても不思議はナイのか？いやぁ～でもあの若さだもんな～。やっぱすごいわ。
